高齢者に多い圧迫骨折とは、背骨の椎体といわれる部分がつぶれてしまう骨折です。
腰椎と胸椎の移行部に発生しやすく、転倒したり、尻もちをつくと骨折してしまうことが多いですが、近年ではくしゃみやセキ・重たい物を抱えたりすることでも骨折に繋がると言われています。
しかし、中には癌の骨転移など病的な骨折もありますので内科的疾患は非常に注意すべきポイントです。
とくに「骨粗鬆症」により骨が弱くなってしまう世代として女性は60歳以上、男性は65歳以上に多い傾向です。
女性は閉経後にホルモンバランスが悪くなり、男性より骨粗鬆症率が高いため、圧迫骨折も女性の方が多いです。