野球肘とは、野球の投球動作時に痛みが出るスポーツ障害の一つです。
野球の投球は肩や肘の同じ部位にストレスがかかり続けるスポーツ動作になります。
成長期の小中学生は関節部位の骨が大人の成熟した骨に比べてとても弱い状態です。
そのため、小中学生の野球肘の発生率は20〜30%にもなります。
野球肘はオーバーユースでケア不足が原因で肘周りの筋肉が固くなり、内側と外側の痛みを誘発します。
状態が進行すると、内側では内側側副靭帯損傷が起こり、外側では離断性骨軟骨炎を発症してしまいます。
これはどちらも手術の必要性が出てきてしまいます。